ブルーハーツの解散理由は宗教なんかじゃなかった!

2021年6月1日

1995年6月に解散した伝説のパンクロックバンド「ザ・ブルーハーツ」。

当時、ブルーハーツの解散理由をメンバーの宗教問題だと報じた新聞社がありました。

確かに宗教にドップリはまったメンバーがいたことは事実ですが、

本当の真相は違うところにあったのです。


ブルーハーツのメンバーで宗教にハマった人物とは?

ブルーハーツのメンバーで宗教にハマった人物はベースの「河口純之助」

1985年8月ブルーハーツのベーシストとして加入した「河口純之助」。

ブルーハーツが解散する4年前の1991年宗教団体『幸福の科学』に入信。

解散理由と噂されたのは「河口純之助」がコンサート会場でブルーハーツのファンを
『幸福の科学』に勧誘した事に甲本ヒロト、真島昌利が激怒した事が解散理由とされていますが・・・

2009年には衆院選に「幸福実現党」から出馬、落選。
現在も『幸福の科学』に入信しており「幸福実現党宣伝局長代理」として活動中です。

ブルーハーツラストアルバム「PAN」に収録されたのは自身が作詞作曲した楽曲「幸福の生産者」。
音楽活動にも「幸福の科学」への傾倒が現れていました。


ブルーハーツの解散理由、本当の真相は?

10年間のブルーハーツの活動を振り返った甲本ヒロトは、ブルーハーツというバンドがいい意味で固まり

6枚目、7枚目のアルバム「スティック・アウト」、「ダッグ・アウト」に
ブルーハーツの限界を感じたと言っています。

そこに音楽への窮屈さを感じた甲本ヒロトはメンバーとの不仲説を否定した上で
ブルーハーツのメンバー4人でまた新しい音楽の世界を切り開く事は難しいと感じていたようです。

結局のところ、解散理由は「甲本ヒロトの心境の変化」だったのです。


ブルーハーツの解散理由は宗教なんかじゃなかった! まとめ

「甲本ヒロト」が「河口純之助」の宗教活動を口に出して否定する事はありませんでしたが、

音楽に宗教を絡め始めた「河口純之助」の楽曲にも限界を感じた事はは否めません。

「甲本ヒロト」はブルーハーツを、『愛すべきバンドだよ。僕にとっては絶対に忘れられない。』
と言っているように、

解散理由はあくまでも宗教や不仲説ではなく甲本ヒロトの新しいロックへのステップだったのでしょう。

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